安心、安全。特別栽培米
米輝では、環境と人にやさしい「新潟県認証特別栽培米」を取り扱っております。
「減農薬」「減化学肥料」のお米を精米、販売しております。
安心、安全。特別栽培米
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「減農薬」「減化学肥料」のお米を精米、販売しております。
栽培暦
特別栽培米はいったいどのように育てられているのか。
米づくりとはどういう事をするのか。
お米は日本人にとって身近ですが、種から実を結ぶまではなかなかご存知ないかと思います。
こちらでは稲の栽培暦と一緒に、米輝のお米が出来るまでを紹介致します。
特別栽培米 栽培暦(平成24年度版)
平成24年度栽培履歴
1.種もみ塩水選(3月下旬)
水に食塩を入れ、その中で種もみを洗います。(水10リットルに対して食塩1.9kg)
塩水洗をすることにより、実の詰まってない種もみは軽いので浮かんで来ます。
こうやって質の良い稲を育てるために、強い種もみを選別します。
2.種もみ芽だし(3月下旬から4月上旬)
種もみを水に漬け10日ほど浸漬し、芽だしを行います。
3.種もみまき(4月中旬から下旬)
芽だしをした種もみを田植え用の育苗箱へまきます。
種もみまきは機械を使い、種もみが均一になるようにします。
化学肥料1を使用(苗代用)
4.育苗(4月中旬から6月上旬)
種まき後、約5週間苗を育てます。
苗は暖かい育苗用のハウスの中に並べられます。
毎日の水の管理と、温度管理は欠かせません。注意を払いながら苗の生長を見守ります。
三週間ほどで苗箱から青々とした苗が顔を出します。
田植えに適した長さになるまで、ハウスの中で苗を育てます。
農薬1、2を使用しています。(殺虫・殺菌剤)
●使用した化学肥料
1.燐安・硫安 0.05kg
●使用した農薬
1.プロベナゾール
いもち病を予防するために使用しています。
2.クロラントラニリプロール
種もみまき
子供も手伝っての作業です。
農家の家では子供でも立派な働き手てす。
種もみまき直後の苗
種をまいたら、育苗用のハウスに並べます。
この後の水と温度の管理も後々の稲の生長に関わって来ます。
約4週間後の苗
だいぶ葉が伸びてきました。
田植えまであと少しです。
田植えをするまでの間に田んぼに稲が植えられるように準備をします。
5.土壌改良(5月中旬)
田んぼの土が肥沃になるように、ケイカル・ようりんをまきます。
こうやって田んぼに稲が育つ為の栄養素を補います。
6.田起こし(5月中旬)
固くなってしまった田んぼでは稲を植えることはできません。トラクターを使って
固くなった田んぼを耕してやわらかくします。
7.代(しろ)かき(5月中旬)
田起こしした田に水を入れ、田んぼ表面が平坦になるようにします。
うまく平らにするには、長年の経験と技術が必要です
8.田植え・元肥(もとごえ)まき
(5月下旬から6月上旬)
いよいよ田植です。
田植え機を使い、苗を田んぼに植え付けます。
この時一緒に植えた苗が順調に育つように元肥も撒きます。
2.燐安・硫安を使用(元肥)
9.除草剤散(5月下旬から6月上旬)
夏にかけて、これから雑草がたくさん伸びてきます。
雑草が伸びてしまうと、雑草に養分を取られたり雑草の種が米に混ざってしまいます。
これから生える雑草を抑えるための除草剤を使用します。
農薬
3、4、5、6、7を使用(除草剤)
●使用した化学肥料
2.燐安・硫安 2.00kg
●使用した農薬●
3.ブタクロール
ノビエなどの雑草を抑えるために使用しています。
4.ピラゾスルフロンエチル
5.フェントラザミド
ホタルイ、ウリカワなどの雑草を抑えるために使用しています。
6.ベンゾビシクロン
7.ペノキススラム※一部生産者にて使用
クログワイ、オモダカなどの雑草を抑えるために使用しています。
代かき
田んぼを平坦にすることで水がまんべんなく稲に行き渡るようになります。
代かきが終わると、田植えです。
田植え
田植え機を使って等間隔に苗を植えていきます。
田植え直後の苗
ここから本格的な田んぼでの稲作に入ります。
田植えから収穫までの間、稲はどんどん生長します。
ここでの管理の良し悪しがお米の味に大きく影響してきます。
10.水管理・畔の雑草刈り
田植え後、稲刈りまで毎日田んぼに通い、水の深さの調節を行います。
この時期は草もたくさん生えてきます。草が伸びたら畔の雑草の刈りを行います。
(一部畦畔除草剤を使用しています)
11.追肥(穂肥)まき
(7月下旬から8月上旬)
この頃に稲が穂を出すための準備に入ります。
それに合わせて、稲の穂に栄養を与えるため肥料の追肥を行います。
1~3回に分けてまきます。
この追肥で3.燐安・硫安を使用します。
12..斑点米(カメムシ被害)予防剤散布
(8月中旬から下旬)
病気だけではなく、害虫も農家さんの悩みの種です。
カメムシは斑点米(変色した米)の原因になるので駆除のために
農薬8、9を使用します。
●使用した化学肥料●
3.燐安・硫安 1.15kg
●使用した農薬●
8.シラフルオフェン※一部生産者にて使用
カメムシ類の駆除のために使用します。
9.ジノテフラン
田植え後8週間
夏の間に稲は葉を増やしどんどん大きくなって行きます。
田干し
農法の一つで、あえて
水を抜いて地面を干す事で土の中のガスを抜き、根腐れを防ぐ方法です。
農家さんによってさまざまな農作が研究されています。
コシヒカリの花
稲も実をつけるためにとても小さな花を咲かせます。
咲いている期間は短いため、魚沼に住んでいてもなかなかお目にかかれません。
13.刈り取り(9月下旬から10月上旬)
コンバインによる稲刈りを行います。
田んぼでもみの状態に脱穀をし農家個人所有の乾燥機に入れます。
14.乾燥(9月下旬から10月上旬)
乾燥機によりもみを乾燥させます。
刈り取ったばかりのもみ水分は18~28%と水分を多く含むため、
カビが発生したりと長期保存には向きません。
保存に適した水分量、水分量のばらつきを均一にするために、
乾燥機に通しておおむね水分が14~15%になるように乾燥します。
15.調整(9月下旬から10月中旬)
最後に籾から籾殻を取り除き、未熟米を振り分けて
形の揃った玄米に仕上げます。
出来た玄米は計量して袋詰めし、玄米として出荷します。
稲刈り
コンバインを使い稲刈りを行います。
乾燥
乾燥機は各農家さんが各自個人で所持しています。
大規模な農地を持つ農家さんは収穫が多い分乾燥機の規模も大きくなります。
米輝倉庫
出荷するまでの間、玄米は倉庫で保存します。
倉庫内は温度約15℃、湿度70%の米にとって最適な温度で、いつでも米本来の美味しさをお届けできるようになっています。
16.精米
皆さんの食卓にお届けする前に、精米を行います。
玄米から糠層を取り除き、精米したものが白米です。
17.袋詰め、出荷
最後に出来た白米を一つ一つ丁寧に袋詰めして完成です。
●平成24年度産米
農薬・肥料合計使用料
農薬 … 9成分
肥料 … 燐安・硫安 3.20kg
精米機
魚沼産コシヒカリ専用の精米機および精米ラインです。
大型精米所に引け劣らない白度と糠切れの良い精米に仕上がります。
魚沼産コシヒカリ
この袋の中に魚沼の自然と農家さんの情熱が込められています。